東京科学大学総合研究院
化学生命科学研究所
館山・安藤研究室

Highlight

2025/05/05 D3学生Qianli Siさんを中心に、これまでほとんど用いられてこなかった”電気化学インピーダンスデータ”をもとにした、Li金属電池の容量劣化曲線の機械学習モデルの開発に成功しました。論文はAdv. Sci.に出版されました。

2025/03/29 Luong特任助教を中心に、蓄電池正極活物質の表面における金属イオン移動、酸素欠陥生成を世界に先駆けて第一原理計算解析し、正極劣化につながる新しい機構を提唱しました。論文はJ. Power Sourcesに出版されました。

2025/02/19 佐々木助教らのイオン伝導度計算の高速高精度化を可能にする新手法”Constant Current非平衡MD手法”開発論文がPRX Energyに出版されました。また東京科学大学およびJSTからプレスリリースされました。(化生研ホームページでも紹介。)

2024/11/29 D1学生Feye-Feng Luさんを中心に、Liイオンとプロトンの混合イオン系(混合伝導体)の第一原理MD解析を行い、Liイオン伝導に対するプロトンの正と負の効果を明らかにした、館山研&台湾・国立成功大TIAN研の共同研究論文がJ. Power Sourcesに出版されました。

2024/08/28 早稲田大の大久保先生・川合先生との共同研究論文がAngew Chem. Int. Ed.に出版されました。Seong-hoon Jangさん(元ポスドク・現東北大)を中心に開発したプログラムEwaldSolidSolutionのプロトン配置探索拡張機能が大きく貢献しました。

2024/08/05 Zizhen Zhou特任助教を中心とした全固体電池コート層開発を念頭に置いた正極ーコート層間の電子移動・イオン移動に関する第一原理計算研究の論文がACS Appl. Mater. Interfacesに出版されました。

2024/08/05 Seong-hoon Jangさん(元ポスドク・現東北大金研特任助教)を中心にプログラムEwaldSolidSolutionに用いる母格子をDBからの抽出以外に結晶格子と元素を別々に選択できる機能を追加し、高イオン伝導度Na硫化物固体電解質探索を再度実行し、新たな候補を提案した論文がJ. Mater. Chem. Aに出版されました。

2024/06/27 D2学生Qianli SiさんのNMC正極ーLi金属負極という不安定性の高いLi-ion電池(従来は安定性の高いLFP-Graphite系を対象とした開発が主流だった)に対するサイクル寿命予測の高精度機械学習モデル構築の論文がAdv. Sci.に出版されました。

2023/11/09 D3学生のZizhen Zhouさんのリチウムイオン電池正極内のイオン輸送に関する応力歪み効果の第一原理計算研究(世界初レベル)の論文がACS Appl. Mater. Interfacesに出版されました。

2023/09/11 W. Zhou(PD)らのMg二次電池正極表面における電解液分解機構のALCA-SPRING論文がACS Energy Lett.に出版されました。

2023/08/28 Jalem(Staff)らの有望固体電解質のDFT計算および機械学習に関する科研費・マテリアライズ論文がJ. Phys. Chem. Cに出版されました。

2023/06/28 Jang(PD)らの固体電解質安定性のハイスループットスクリーニング手法の提案に関するDX-GEM・ABC論文がJ. Phys. Chem. Aに出版されました。

2023/04/06  佐々木(Ph.D)らのイオン伝導度計算に対する新しい非平衡MD手法の開発と実証に関する蓄電固体界面科学・「富岳」電池課題論文がnpj Comput. Mater.に出版されました。